神田歯科医院の予防歯科
予防歯科とは?
予防歯科とは、虫歯になってからする治療とは違い、ならないための処置やお手入れのことです。
歯科医院で歯みがき指導や予防処置等の「プロケア(プロフェッショナルケア)」を施し、
そこで指導してもらったことを自分で行う「セルフケア」の両方を実践していくことで生涯を通じて健康な歯が保たれるのです。
神田歯科医院の予防歯科では口内の健康維持を目的として、歯のクリーニングから細部の診療チェックまで様々な方法で患者様の口内トラブルを未然に防いでいきます。
予防歯科にこまめに通うと…
歯の寿命が延びる
治療期間の短縮
低価格で治療可能
麻酔を使わず済むことも
歯の先進国と言われるスウェーデンなどの国では20年以上『予防歯科の重要性』について考え、国民全体の虫歯発生率を激減させています。このように他国で はこまめに予防歯科を受診することによる効果が出ています。3~6ヶ月に一度の定期的な来院・受診により口内環境を整えることを習慣化し、良好な環境維持 に努めましょう。
予防歯科ラインナップ
デンタルクリーニング
プロの手で清潔・キレイに
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)』では、日々の歯磨きでは落としきれない歯の汚れを専門器具を使ってクリーニングします。これにより、歯が白くきれいになったり、口臭の予防にもなります。普段の歯みがきではどうしても残りがちな歯に付いた汚れをプロの技術で完全に除去することができるため、PMTCを定期的に受けることで虫歯や歯周病を予防することにつながるのです。繊細かつ細やかなクリーニングで口内を健康に保ちましょう。
フッ素塗布
歯質強化でコーティング
デンタルクリーニングや定期検診だけでなく、フッ素による歯質強化も予防の上では必要不可欠な方法です。歯質とは歯をつくっている成分のことです。当院ではこの歯質強化処置を行っています。コーティングすることにより効果を持続させ、歯を強くし、口内の状態を良好に保ちます。
定期検診
健康状態の維持に
セルフチェックでは見落としがちな口内トラブルをいち早く見つけ出し一大事になる前に治療に入るためにも歯科医院での定期検診は重要です。セルフケアのみでは防ぎきれない口内トラブルも早期発見により速やかに解決できます。
Q&A -よくあるご質問-
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A:一般的なクリーニングでは歯石除去などを行いますが、PMTCの場合では口内トラブルの原因となる細菌バイオフィルムの除去が可能です。歯石除去のみでは得られない大きな予防効果が得られます。
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A:はい、効果的です。ミュータンス菌(虫歯菌)は糖を食べることでネバネバとした多糖体と酸を作りますが、例外的にキシリトールを分解できないため、まったく酸を作れず、ネバネバを生み出すことができないだけでなく、キシリトールを吸収しているうちに他の糖を発酵させる力も失い、徐々に発育しなくなっていきます。さらに長期間キシリトールを食べることにより虫歯菌でありながらも虫歯を生成できない菌が繁殖することとなるので、虫歯予防には大きな効果があります。ですが、摂取しすぎることにより消化・吸収されにくいため下痢を引き起こす原因となりえます。過剰摂取にご注意ください。
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A:歯質に浸透するまでに時間を要するフッ素塗布後は、すぐに飲食をしてしまうことでせっかく塗布したフッ素が歯質に取り込まれる前に洗い流されてしまうためです。約30分で歯質に浸透するため、その間の飲食はお控えください。
一度歯質に取り込まれた後は数日歯垢の付きづらい状態が持続されます。
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A:口内トラブルの予防に関して適正期間はなく、あえて言うならば『歯が生え始めてからすべての歯がなくなるまで』、つまりいかなる時でも常に予防が大切なのです。
ですが、生え始めから2~3年の間が最も虫歯リスクが高まるため、1歳ごろから永久歯への生え変わり時期である13歳ごろまでが最適とも言えます。 -
A:虫歯リスクが高まる乳歯から永久歯への生え変わり時期の予防が最も大切と言える虫歯予防に関して、お子さま自身に歯磨きを任せるのではなく、保護者の方の仕上げ磨きが重要です。大人よりも虫歯になりやすいお子さまのケアは、歯磨きだけでなく食生活にも気を配ってください。だらだらと長い時間をかけて食事を続けることで虫歯リスクが高まります。口内を休息させる時間を設け、しっかりとしたホームケアとともに定期的な検診を徹底しましょう。
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A:天然に存在するフッ素を使用した予防処置について、濃度が適正である場合体には無害です。しかし、食塩(塩化ナトリウム)が体にとても重要でありながら過剰摂取を行うことで悪影響を及ぼすように、フッ素イオンも大量摂取を行うと有害になります。誤って過剰摂取すると(フッ素入り歯磨き粉を一気に4~5本レベル)急性中毒を引き起こします。歯科医院で使用している濃度・頻度、歯磨き粉に含まれる濃度であれば悪影響なく、無害です。