むしばのはなし

こんにちは
神田歯科医院です。

今日は虫歯の事を少しお話したいと思います!

虫歯は専門用語でう蝕(うしょく)と言います。
歯科医院ではカリエスという事がほとんどです。
正式名称はデンタルカリエスなのですが、略してカリエスと言っています。

 

ここではう蝕と呼びます。
う蝕とは、お口の中の細菌(ミュータンス菌など)が糖質から作った酸によって歯質が脱灰(溶け出す)されて起こる歯の実質欠損の事です。
歯周病と並び歯の二大疾患の一つで、進行すると歯に穴が開きます。
目に見えて分かる状態になった場合その穴をう窩と呼びます。

虫歯は風邪と並びどの世代でも抱える一般的な疾患です。
特に歯の萌出直後の数年は石灰化度が低いためう蝕に罹患しやすく、歯冠う蝕は未成年に多く見られ高齢になると歯肉の退縮より根面う蝕が増加していきます。

う蝕原性菌、食物残渣、唾液は結合し歯垢(プラーク)となって歯にくっつきます。
歯垢の付着は奥歯の噛み合わせ、歯と歯の間、歯と歯茎の間、歯科治療をした歯において最も顕著です。
虫歯にならないためには、このプラークの除去と過剰に増えた細菌の退治が必要不可欠ですね^ ^